専門学校から海外大学院を目指す。
この進路を口にすると、多くの場合こう言われる。
「現実を見たほうがいい」
「わざわざそんなに厳しい道を選ばなくてもいいのに」
それでも私は、この道を選ぶことにした。
今回は、なぜ専門学校という立場から海外大学院を目指すと決めたのか、
そして実際に見えてきた現実について正直に書いていく。
なぜ海外大学院なのか
私が目指しているのは、「AIに心を宿す」という研究テーマだ。
このテーマは、単なる技術の話ではなく、
- AI
- 認知
- 心理
- 哲学
といった分野が交差する領域にある。
正直に言うと、日本国内だけを見ていると、
このテーマを真正面から研究できる環境は多くないと感じた。
一方で海外、特にトップレベルの大学院では、
- AIと人間の関係
- 人間中心のAI設計
- Human-AI Interaction
といった研究が活発に行われている。
「ここで学びたい」
そう思えた場所が、海外大学院だった。
なぜ大学ではなく専門学校に進学したのか
高校生の頃の私は、進路について深く考えられていなかった。
そんな中で見つけたのが、
専門学校でAIを学びながら、学士を取得できる大学併修制度だった。
- 早く実践的にAIに触れられる
- 手を動かしながら学べる
- 大学卒業資格も取れる
当時の自分には、とても魅力的に見えた。
この選択自体を、私は今でも間違いだったとは思っていない。
ただ、見えていなかった現実があった。
専門学校から大学院を目指す現実
専門学校に入学してから、大学院進学について本格的に調べ始めた。
そこで初めて、現実を突きつけられた。
① 研究室がない
理系大学院進学において、研究実績はほぼ必須だ。
しかし、専門学校には研究室がない。
- 指導教授がいない
- 論文を書く環境がない
- 研究テーマを深める場がない
これは、想像以上に大きなハンデだった。
② 推薦状・GPAの壁
海外大学院では、
- 教授からの推薦状
- 大学でのGPA
が非常に重要視される。
通信大学で学士を取得できても、
研究指導を受けた教授がいない状況では、
推薦状の質に限界がある。
「不可能ではないが、かなり厳しい」
これが調べた末に出た結論だった。
それでも「編入」という選択をした理由
そこで私は、大学への編入という選択肢を考えるようになった。
編入は決して楽な道ではない。
- 募集人数は少ない
- 倍率は高い
- 世間の評価も高くはない
それでも、国立大学への編入を目指す理由は明確だ。
- 研究室がある
- 教授の指導を受けられる
- 研究実績を積める
海外大学院を本気で目指すなら、
この環境はどうしても必要だと感じた。
今の自分の立ち位置
正直に言うと、今の私はまだ何者でもない。
- 編入資格もまだ満たしていない
- 学力も十分とは言えない
- 研究実績もゼロに近い
はたから見れば、無謀な挑戦に見えるだろう。
それでも私は、
- AI
- 数学
- 英語
- プログラミング
を同時に学びながら、少しずつ前に進んでいる。。
なぜそれでも諦めないのか
理由は一つだ。
この夢だけは、手放してはいけないと思ったから。
「AIに心を宿す」という夢は、
遠回りで、非効率で、簡単ではない。
それでも、この問いに出会ってから、
初めて人生で本気になれるものを見つけた。
結果が出るかは分からない。
失敗するかもしれない。
それでも、夢を理由に前へ進む自分でいたい。
だから私は、
この夢を理由に努力する道を選び続ける。
おわりに
このブログは、成功談を書く場所ではない。
むしろ、失敗や迷い、現実と向き合う過程を残す場所だ。
もし今、
- 専門学校に通っていて不安な人
- 海外大学院に興味はあるけど踏み出せない人
がこの文章を読んでいるなら、
「こんな人間もいる」という一例として受け取ってほしい。
私はまだ途中だ。
結果は何年後かにならないと分からない。
それでも今日も、
この道を選んだ自分を信じて、前に進んでいる。
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